前編はこちら。間が空きすぎてしまいましたが、有言実行ということで気持ち切り替えて書いていきます。
googleフォトから貼り付けようと思ったら遡るのに時間かかりそうだったので(それはそう)、挿入していくスタイルでお送りします。
28日午後
2つ目のメイン、Immersive Museumに行くためにコレド室町へ。
現在はポスト印象派というテーマを10月中旬くらいまでやってるそうです。
館内は写真・動画の撮影OKなので、そりゃもう大体の人がスマホ構えてました。
流れとしては確か
①オープニングに現代映像作品(期間によって内容が違っており、この日は京都にあるお寺の風景を色素レベルで細分化するといったものだったはず)
②現実の風景がモネの『印象・日の出』のタッチに変化
③そこから印象派の絵を展覧会会場で何枚か眺めるような映像
④絵の中にダイブするような感覚で、作品の絵の具のタッチを細かく見てから全体像に戻る
⑤モネの連作『ルーアンの大聖堂』を連続で流して見比べる
⑥作家と作品1つ、サインが順番に表示
といった感じでした。もしかしたら抜けがあるかもしれない。
正直な感想を言うと、「おおー」から先が見えなかったです。
"Immersive"/没入がテーマなので、映像や音声にいわゆる文字情報はありません。美術展でもキャプションのない作品を見ると、ちょっと見てから移動しちゃうことあると思うんですが、まさにああいう感じというか。全部見て感じて!ってスタイルだったので、映像から何をどう受け取ればいいのかいまいちピンときませんでした。展示室に入るまでに何個か前情報的なキャプションもあったんですが、たぶん目が滑る。
良かった点を挙げるならば、上の流れで言うと②と④は結構見ごたえがありました。肉眼では見切れない細かい部分を拡大して見せてくれるので、「この色とこの色の組み合わせで陰影が見えるんだ」とか、「こういうタッチで表現できるんだ」みたいな技法の発見っていうのはありました。でもそれくらいかもしれない。
見終わってからミュージアムショップを覗いたんですが、これも正直ぱっと目立つようなものはあんまりなく。というのも映像に出てくる作品ってもう色んなとこがグッズにしてるので、すでに持っている人からすればまた改めて買うこともないのではという。会場限定のポーチだけ買いました。
作品をモチーフにしたフードやドリンクもあったんですが、夕飯前だったので特に何も飲まず食べず。
コレド室町内を軽く見回ってから一旦出て、親の誘いで三越本店にある観音像を見に行きました。
写真で伝わるか分からないんですが、とにかくでかいんですよ。双眼鏡が欲しくなるくらいには装飾が細々としていて、これこそ映像作品で事細かに見せてほしいくらいでした。台座下のスペースで、作品制作の経緯や三越の歴史に関するパネルが展示されています。
作品については私の乏しい感想よりこちらのサイトが何倍もためになります。
その後何を食べるか考えながら道をぐるぐる歩いた後にコレド室町へ戻り、北海道牡蠣のお店に落ち着きました。
写真撮った後のプロパティにどういうメニューかメモせず放置していたので、そりゃなかなか思い出せないわなと。魚はししゃもで、肉は確かたぶんジビエ系だったはず。この店で明日どうしよっかという話になり、静嘉堂の展示見に行くかとなって3泊目決定。チケットと次のホテルを取り、北海道の日本酒も何種類か飲んだところで閉館時間のタイムリミット。
最初のホテルに戻ってしばらくしてから、館内のバーでもう少し飲もうという話になって同行。
その後母はウイスキー、私は引き続きカクテルを頼んでたぶん1時間くらい過ごして部屋に戻り、それはもうぐっすり寝ました。
29日午後
最初に荷物を預けてから昼ご飯を食べに行こうとしたんですが、そのホテルの斜め向かいに有名な町中華のお店があったようで、そこでラーメンを食べました。私達が席についてからどんどん行列が出来始めたので、タイミングよかったねと話しながら料理待ち。
料理人だった初代は洋食出身。そして創業時の「萬福」は西洋と支那(中国)のメニューを提供する西支(せいし)料理というハイカラなジャンルだった。時代の流れとともに中華の割合が増え、街中華へとなっていった同店。だが、メニューの随所に西洋料理のエスプリといえる盛り付けへの美学などが込められている。そのひとつが、三角形の黄色い玉子なのだ。
記事より引用 URL:https://getnavi.jp/cuisine/255237/2/
私はチャーシュー麺、母はワンタン麺(なお撮り忘れ)。そして指。スープはあっさりながらしっかりとした味で、今までであんまり食べたことない味でした。美味しかったです。(相変わらず感想が薄い)
あんまり長居するのも悪いねと食べ終わって早々にお会計をして、静嘉堂文庫美術館へ向かったのでした。
続きは後編で書くことにします。お付き合いありがとうございました。
後編: